チヒロの部屋

商学部の学生です。

〜クリエイティブマネジメント、元ピクサーの堤さんの講演会〜

 

おひさしぶりです。

前回のブログからだいぶ経ってしまいました。

前田です

 

先日(といってもかなり前ですが…スミマセン)九州大学と行うクリエイティブマネジメントに参加してきました!

 

今回で4回目?かな

結構やってきたなぁ

 

今回のイベントは元ピクサーで勤めていた堤大介さんの講演会でしたー!

堤さんは現在ピクサーを離れてトンコハウスというアニメーションスタジオを立ち上げてアニメーションを主に色々な作品を作っています

 

↓これは有名なアニメーションのダム・キーパー。米国アカデミー賞短編をアニメーション部門にノミネートされたすごい作品!!!

 

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可愛いよね(^.^)

 

 

講演会の内容は主に堤さんがこれまで経験してきたことの話でした!

 

堤さんは先程もいいましたが、ピクサートイストーリー3制作に携わったすごい人!

 

こんな有名アニメーションスタジオにいたのだから小さい時からすごく絵が上手い人だと思いますよね〜

 

 

 

それが違うんや(衝撃)

 

堤さん本人高校までずっと野球一本でアメリカ留学をした時に偶然自分の描いてた絵がアメリカ人に褒められて嬉しかったのがきっかけで絵が関係する職業に決めたらしいです

 

褒められるまで堤さんはもちろん絵について特別な感情を抱いていなかったし、しかもそのアメリカ夫人は色々な人に絵を褒めていたのが後でわかったらしいとのこと

 

つまりほんのささいな出来事がきっかけでこんなにも大きく変わるんだなと思いました

 

 

 

また堤さんは自分の体験談だけでなくピクサーの経営組織についても少し話してくれました

 

・クリエイターとプロデューサーは対等関係でいなければならない

 

・監督はクリエイターや作品の上に立ってはいけない(ピラミッド形式だとダメ)

  → ピラミッド形式だとトップにいる監督が天才でなければ結果的に天才的な作品にならない

 

・監督がクリエイターや作品を支える立場にないといけない(逆ピラミッド形式でありトップは作品とビジョン)

 

・誰が見ても分かるようなコンセプトづくりをすることが大切

 

・全員が同じ考えを共有するためにコミュニケーションやグループワークを取ることが重要

 

 

他にも堤さんのお話の中で特に印象的だったのがスケッチトラベル

 

これはスケッチブックに世界中のアーティストに絵を描いてもらうという企画

 

堤さんと友人が面白そうやん!って始めた企画なのですが色々なアーティストを巡り巡って最後はなんと宮崎駿さんの作品がスケッチブックに載ってました

 

堤さんたちはその出来上がったスケッチブックを商品化してその売上金で発展途上国に図書館を設立しています。

なんかみんなで1つの作品を作っていくなんて素晴らしくて楽しそうだとすごく思いました。

 

自分が好きで始めた企画が最後に発展途上国の子供たちに夢を与えることができるものになっているのもすごいなぁ

 

 

ただただ思ったことを綴ってしまった…

 

今回はビジネス感はあまりなかったのですがこの講義を通して自分がどんな職業に就きたいのか考えさせられるいいきっかけになりました。

 

私もみんなで1つの作品を作り上げてそれが誰かに夢やドキドキを与えられる仕事につけたら幸せだなぁ

 

職業上美術系の学校に行っている人たちの割合が多い職業なので一般の大学に進んだ私にとっては不安もありますが…

 

 

絵を描くことは好きだし、クリエイティブマネジメントではものづくりの現場で働く人達の話を聞いて美術系の学校にいってないからその道を諦めるというのは少しもったいないかもしれないと思い始めてきました

 

まだまだ自分の視野が全然狭いなと思うのは全然変わらないんですが!!!

 

もっと色々なことを知りたいなーと思う日々です

 

 

ぐだぐだな感じですが今回はここで終わりにしたいと思います。ぐだぐだだぁ〜!

 

 

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↑これは8月31日まで天神イムズで展示されてるトンコハウス展!

絵を描いているのは堤さん(^.^)

ぜひ皆さんも行ってみてください!