それぞれの音楽それぞれの価値観
こんにちは、マエダです。
先日の土日を使ってゼミのみんなで長崎大学へ西田先生の音楽の授業を受けに行ってきました。
当日は雨が土砂降りで長崎大学につくまでに足元結構濡れちゃってしまいました🌧
今回学ぶ教養は前にも書いた通り音楽のこと。長崎大学の西田先生は音楽と人との関わりについて学んでいて長崎大学生の皆さんと一緒に音楽について学ぶ場を与えてくださいました。
最初にアイスブレイクみたいな形でみんなで輪になってリズムゲームをしました。
リズムにのって手拍子したり隣の人とハイタッチしたりやっていることはちっちゃい子たちがやれるレベルなのですがみんなでめっちゃ笑いあいました。
・みんなが思い浮ぶような音楽が音楽だけじゃない
さっきちょっと説明したリズムゲームでもテンポを速くしたり遅くしたりするだけそれは立派な音楽であって同時に二度と全く同じものを再現できない流動性も持っています。
その時の環境でその場にいた人達と一緒に作った歌っていろんな条件がそろってからやっとできた一つだけの価値ある作品をみんなで作っている感じがしてとても楽しかったです。
グループになってリズムを作り出す活動があったんですけど私リズム取るの下手くそだし、最初深く考えすぎちゃってどういうリズムがいいんだろ、、って思ってたんですけど思っているうちにグループのメンバーがカードを適当にとってそこからやってみよ!ってなってその方法でやることにしました。
そしたらめちゃくちゃ良いものできて他のグループみてそしてまた改良しあってまたまた良いものできて。
作ることに対して深く考えすぎてたー!!!何もやってないのに!わー!!!!
もっと気軽でいいんだ、気軽だからこそできるものがあるんだと実感しました。
もっとフッ軽でいこ
流動性なので全然間違ってもいい!!!間違えたことは気にせずに忘れる!
西田先生の言葉がとても印象的で逆に背中を押してくれた気になってめちゃくちゃ間違えたけどとても気持ちよく歌や音楽に触れあえました。
唐突なんですけど音楽の授業はそこまで好きじゃなくてメロディとか同じ音程にするのが音痴な自分にとっては苦痛だったのですが失敗じゃなくて自分らしさというか個性として認めた方が音楽の好きな一面を見つけることに繋がることに気づきました。
後半は視覚なしで外の音を聞いてみました。これは驚きなんですけど視覚以外にもちゃんと聴覚にも奥行きがあって言われてみれば当たり前じゃん、って思うかもしれませんが、意識してみると頭の中で音が発生したものや距離感が想像できるので人間の耳ってすげー。。と感心しちゃいました。
音にもいろんな情報と刺激がつまってるわけです。雨の音とか車の走る音とか風の音とか。
私は雨の音とか雷の音とか結構好き。しとしと。雨の音は落ち着きます。
音には空間をデザインする力もあって実際に癒す目的で使われることもあるみたいです。
・アンラーニングすることの大切さ
アンラーニングとは既成概念を取っ払ってまた一から新たな発見を見つけることです。
アンラーニングってそこから新たな価値観とか関連知識とか疑問が出てくるから分岐点でありターニングポイントみたいだな〜とも思いました。
私は今回音楽という概念を変えられたと思いました。
音楽っていうとミュージックの音楽しか出てこなかったんですけど、後で振り返って受ける前に書いた紙に付け加えてみたら音楽は人それぞれ違ったもので完璧もないし失敗もない価値観みたいなものという特徴がたくさん出てきました。
私は音楽をアンラーニングしてみて音楽は人それぞれ受け取り方が違っても全然いいし、それがあたりまえだということを発見しました。
お互いの音楽観を大切にすることも大事だな。
ミュージック全てが音楽ではない、音楽と捉えるものが音楽なのだ!!
そしてみんなすばらしいのだ!!!!!(とっとこハム太郎風)
ブログを書いてて思ったんですけど宇多田ヒカルさんの歌姫ってなんなん。というツイートを思い出しました。
歌姫ってなんだろ。ふふふ 今ツイートをもう一回見たら沢山の人のそれぞれの思い描く歌姫のリプがたくさんのっててそれぞれ違ってたのが印象的でした。
歌姫っていう言葉も音楽と一緒で曖昧なものだしそれぞれの音楽観!お互いの価値観を認めた上で共有できたら最高だな。
西田先生と長崎大学の皆さんありがとうございました。一緒に音楽について学べて楽しかったです。
最後に総まとめとして、前期のゼミでは哲学、旅、文学、音楽といった身近に存在する教養についてアンラーニングしました。
分かったこととして↓
・曖昧だからこそ答えを出すことの大切さ
・相手の違いを受け止めることの寛容さ
・意外と共通点は沢山ある
・自分の答えを大切にする
・どんどん新しい考え方や価値観を捉えてみる
・変わり続けることの大切さ
教養って答えがなくて自分なりの答えを見つけ出すことの大変さと大切さをしみじみと感じました。結局自分自身の考え方でしょ、と行き着くのですが文学の石川先生がおっしゃった通り考えてその答えに至るのと考えないとでは全然質もそれからの考え方も全然違うと思いました。哲学とか考えて考えて結局分からん!ってなったのもいい思い出です。
そして同じく大切なのは考えた上で終わりじゃなくてそこから新しいステージに飛び移ることです。
考えておわり!じゃなくて考えてからその先どういう発見が生まれたのか視野ができたのかそこにも疑問が出てきたのではないか、などなど
常に考える→発見→行動というサイクルを大事にしていきたいと思いました。
普段考えもしないことについて真剣に考えることはとってもいい経験で受ける前と今とでは全然自分が違うと思います。
今じゃ言葉の捉え方も違ったり。
今年の夏は来年次第になるのですが本当にまじの夏休み!っていうのは最後になるかもしれないのでやりたいな〜と思ったことはなんでもやってヤラァ!という意気込みで過ごしたいと思います。
とりあえずゼミで習ったことを踏まえて大事だよなーって思ったことを取り組んでいきたいと思います。