チヒロの部屋

商学部の学生です。

〜クリエイターさんのトークショーに行ってきましたレポ〜

先週の土曜日、九州大学福岡大学が連携しているクリエイティブ・マネジメント・プログラムの一環で福岡のクリエイターさん達のトークショーに行ってきました!

 

トークショーのクリエイターさん達は、

木綿達史さん(koo-ki,ディレクター)

山下良平さん(画家,イラストレーター)

中村俊介さん(しくみデザイン)

竹中泰人さん(コマドリスト)

谷口崇さん(アニメ,イラスト作家)

山内隼一さん(アニメーション作家)

そして、緊急特別ゲストとして、キングダム原作者の原さんにも来て頂きました。

 

今回は主に自分のやっている仕事内容、大学時代にやっていたこと、これからのデザインはどうなっていくのか、という事について話す内容でした。

 

仕事内容については、マンガや広告、イラストからMVやタイトルロゴ、メディア楽器まで様々な作品がありましたが、共通して周りの人にどんな反応をしてもらいか、笑顔になってもらうしくみは何なのかそこを軸にして作品を作成している所が印象的でした。

例えば、木綿さんが作ったマルイのCM

見ていただくと分かるのですがデザインがピクサーみたい!

キャラクターを誰もが知ってるピクサー風のデザインにしてみる

たくさんの人がツイッターにマルイのCMがピクサーみたい!と投稿

この時木綿さんは「ほら!的中!」と会場を笑わせていましたがCMは意外と無意識で見ることが多く、数回見ないと人々の頭に残らないのでCMをピクサー風というキーワードやカテゴリーを付けることで、

ツイッターの投稿を見てCMを見てない人もマルイのCM=ピクサー風ということが分かる

実際マルイのCMを見たときピクサー風ということを知ってたので「あ、これやん」と他のCMより印象に残せる

そういった消費者の行動プロセスを考えたマーケティングの所もあって私は面白いなと思いました。

 

次に、大学生時代の事について

これも演劇をやってたり、映像動画を作ったり天神で路上販売をやったりとさまざま。

特に驚いたのはコンペに応募していた中村さん。

コンペとは、企業が一般人に対してアイデア募集を募る大会のことで、広告デザインにキャッチフレーズ、論文などいろいろ!(そして、賞金が100万円を超えるものもあるのです…)

中村さんは3年間色々なものに応募して賞金総額200万円は超えるらしいです。すごい!!!

でも受賞するにはただ応募するだけではダメで、受賞作品の傾向や作品が多い中、どうやったら審査員の目に止まってくれるのかしっかり分析する事が大切だと話していました。

また、学生時代に作っていた作品を世に出すことで今の仕事に繋がっている人がほとんどという事に気付いて情報を自分から発信することの大切さと凄さを実感しました。

特に学生時代にサークルで作ったコマ撮り動画をYouTubeに出したところ、外国の企業に目を付けられて外国のCMを制作した竹内さんは全く予想しなかった事も起こる。と話していました。

でも自分が好きなだけだし、そんな世間様に出せるものでない…と思っているそこのあなた!

自分の作品を作りきって人に見せてみる、そこから人に色々言われることが大事!です←この事は漫画も同じでどんなにつまらなかったとしても最後まで描かないと自分の力にならない、と原さんは話してました。

 

最後にこれからのデザインについて

これからはVRや映像コンテンツのデザインが注目されていました。アマゾンエコーとかグーグルホームとかがある時代なので将来家の家事を色々やってくれるお手伝いさんみたいなVRのAIが一家に一台(1つ?1人?)いるのが当たり前な時代が来るのかもしれないなぁと思いました。

あとバーチャルユーチューバーは新しい映像の仕方としてもっと増えるのではと思いました。

 

クリエイター達の話が面白くて終始笑いの絶えない面白かったトークショーでした。

どのクリエイターさんも作りたいものを作るだけではダメ。目的、目標、場所、戦略をちゃんと考える。

学生はお金にすぐにならないものを唯一やれる時だから失敗を恐れずチャンスだと思ったらすぐに飛び込む。その時の体験が未来の資産につながる。と話してくれました。

このことはゼミでも言われてることなのでこのことを機に、自分が興味あることはまず取り組んでみようと思います(^.^)

あと、このブログも自分の未来の資産となれるようないいブログにしていきたいと思います。次は早く書こう!