チヒロの部屋

商学部の学生です。

〜働きかたの未来・オフィスの未来について考えてみる〜

 

こんにちは。マエダです。

この前、会社オカムラさんのイベントに参加してきました。

株式会社オカムラさんは主にオフィスで使われる家具の会社で、実際に福岡大学でも図書館の椅子だったり、トイレのドアだったりいろんな所で使われています。

イベントの内容は働きかたの未来・オフィスの未来についてでした。

 

 

 

最初の時間は米村さんとモリタ先生による講演会でした。

 

今回私はその講演会のグラレコを描かせていただきました。

 グラレコ自体人前でやるのが久々すぎてめちゃドキドキ。。。

 

f:id:blue461:20190606012254j:image
f:id:blue461:20190606012258j:image
f:id:blue461:20190606012302j:image

 

まずは米村さんのオフィスができた起源から。

オフィスという語源はイタリアのウフィツィ美術館のUffiziからきていてさんが会社の生産性向上のため従業員を監視、管理する意味でオフィスを作ったのが初めてみたいです。そこから量より質を考えた組織間の相関レイアウトになり机一つに一台のパソコン、そして働く場所がフリーアドレスとなった現在になります。

十数年前ではオフィスにパソコン一台が当たり前の時代だったらしいので。デジタルが進化してどんどんデバイスが小さくなって今では外でも家でも出来る時代です。

ほんの十数年でこんなに変わるのだから本当にもう十数年とか経てば普通にドラえもんの世界が当たり前になる時代も来そう。

労働人口の減少が進む今日、職にいろんな人が就く多様性の時代とますますなっていきます。

 

 

 

 モリタ先生のお話ではこれからのビジネスのあり方についてでした。

 

・デジタルトランスフォーメーション

デジタルトランスフォーメーションとはデータとAIを組み合わせて新たなサービスを創っていくことです。モノよりユーザーの価値や体験に目を向けていてユーザーの無意識的な欲求をサービスで解決していく力が大事になってきます。

 

フィンテック

applepayやLINEpay、メルカリなど決済を経済圏へ取り組むことをいいます。

フィンテックにすることで実際どういう人がどんな場所でどんなものを買っているのかがすぐにデータ化され行動データを把握することでユーザーに対してどんな体験をサービスするのかといった分析に生かすことができるのです。

 

実際、トヨタでは自動車というモノから移動のサービスといった変化が進んでいます。

自動運転はもちろん、飲食店や販売店が移動式になったりする案が出されていて設備やスペースのシェアなどサービスの在り方がガラリと変わりそうで面白いなと思いました。

 

・ゲームチェンジ

簡単に言うと稼ぎ方を変えてみる。という事です。

知の進化知の探索という言葉があります。課題にぶつかったとき、今までのやり方を改善しようとするのが知の進化で新しいアイデアを探しにいったり発見したりすることが知の探索になります。

大事なのは知の探索のほうなのですが実際日本は知の進化のほうをしがちです。もっと時間をかけたらできる!とか。

知の探索をするには知識がないと難しいです。この前のブログにも書きましたが、いろんなことを知って考えるということがやがて自分の力になり財産へとつながるのでやっぱり知識をつけることは絶対に必要だな。。としみじみと思いました。

インターンだけじゃなくてこのイベントでもゼミで学んだ大切なことが掘り出されているので個人的に感動しました。

 

・トランザクティブ・メモリー

 トランザクティブ・メモリーとは組織の誰が何を知っているのかをみんなが知っていることを示します。これは人それぞれが異なった知識や情報を持っていて、みんなが一定数同じくらい同一のものを持っている知識や情報の共有とは反対の意味合いを持ちます。

ゼミはプロジェクトごとに興味ある人が参加したり、詳しい人を先生から教えていただいたりすることもあるのでトランザクティブ・メモリーっぽいな~と勝手に思ってました。

 

 

後半からはお二人方のトークを聞いて実際に気になった事、感じたことについてグループディスカッションを行いました。

私たちのグループではトランザクティブ・メモリーについて話してみました。

今後トランザクティブ・メモリーが浸透していけばプロジェクトに参加する人が担当から得意・不得意な人、興味がある人に代わっていき所属としての課の境界がどんどんなくなっていくのではという意見が出ました。

以前、工学部の人達と一緒にワークショップをしたことがあったのですが工学部生だからこその意見とかアイデアが出てきてとても良かったのでこういう風に課や部の垣根を超えることで今まで気づかなかったこととかにも学べたり発見できるのではないのかなぁと思いました。

 

そしてオフィス空間についても考えてみました。オカムラさんもオフィスはデザイン部などの一部を除いて好きな場所で仕事ができるオフィスでした。このイベントが始まる前にオフィスの見学をさせてもらったのですがソファーに座って仕事する人、曲線のあるテーブルで話し合っている人、アウトドア様式のスペースで実際にキャンプで使っている椅子に座ってパソコンをしている人などオフィス家具だけではないオフィスは固い雰囲気とかが全然なくてとても居心地がよさそうだったのが印象的でした。

一緒のグループだった社会人の方がオフィスのいい空間とはレイアウトだけでなく人と人とをつなぐことのできる人の存在も大事だという話をおっしゃっていて今までオフィス事態のことしか自分は考えていなかったので確かにそうだ...とまだまだ自分の考えは多角的に見れていないことを実感しました。

 

イベントなんですが、グラレコを書くことに精一杯になってしまい肝心のワークショップがでは思うように深く考えられずにブログを書いているときに理解も自分なりの考えも出てきたのでくやし~!ってなってました。

今の自分のグラレコとしての課題点が綺麗には描けるけど絵が挿絵状態になっている事、ただまとめただけで描いている内容が浅くなってしまうという事なので絶賛グラレコ見直し中です。

全部描くのではなく大切なところを取捨選択する力、時系列のレイアウトから意味づけのレイアウトへ変える力をつけるべく、他のいろんなグラレコを見たり、すぐに頭の中でどう描くのか俯瞰しながら要約できるクセ付けができるよう授業でも積極的に使っていこうと思いました。

 

 あと、社会人と一緒に話し合ってみて当たり前なのですが知らないことばかりでしたし、意見を発するときも自分の考えが的外れじゃないのか正直すごく不安でした。

でも相手に自分の意見を伝えるということはとても大切な事で、自分の意見を聞いてくださって感謝しかありませんでした。こちら側として社会人の方たちと話し合うことは刺激と吸収がありすぎてそして意見に揺さぶられ自分の課題に向き合う良いきっかけになりました。

今度は学生側から社会人の心を揺さぶれるよう頑張りたいと思います。

オカムラさん、本当にいい体験をありがとうございました。